あらすじ1971年、北ベトナム最前線では連日アメリカ軍や南ベトナム政府軍によるベトコン掃討作戦が行われていた――。カメラマンであった父の遺志を受け継ぎ、戦場カメラマンとしてベトナムの最前線へやって来たサム。まやかしの正義に敢然とアンチテーゼをとなえる彼の前に次々と起こる不条理。しかし怒りと悲しみを乗り越え、カメラのレンズを通して泥沼にのめり込んでいくベトナムの現実を世界中に伝えようとするが…。