俺たちの映画の行方は何処へ!?
二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。
ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を
共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した
主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。
ハリウッド・テンの中心的存在ドルトン・トランボは他人の名前で
脚本を書き、『ローマの休日』、『黒い牡牛』を脱稿。アカデミー賞を
獲得。カーク・ダグラスは新作『スパルタカス』の脚本をトランボに依頼する。
FBI・Aキビーは右派のコラムニスト・ヘッダホッパーと組んで
トランボをこの作品の脚本から降ろそうと画策するが、作品は無事公開になる。
新大統領のケネディーが作品を絶賛したことを機に、『スパルタカス』は
大ヒットする。赤狩りを台無しにされたキビーの怒りの矛先は…!?