あらすじ人の命が五十年と云われた時代。人が造り出した「もの」は、九十九の年を超える頃「命」を宿したという――。華麗な絨毯の姿にされ九十九神となった虎は夜毎呻き声をあげていた。愚かな人間に斯様な姿にされてしまうくらいなら朽ちてしまいたかった…そう考えていた矢先、虎を「祓う」依頼を受けた宮司と出会う。若い宮司に撫でられた虎は、彼を依り代とするべく身体を重ねて…?
リンゴさん通報4.0エロシーンは少ないですが、修正が無いのでストレス無いです。絵は少年漫画みたいですが、上手に表現されていて、色気のある話で、人外ものは食指が動かない質ですが楽しめました。作者独自の新しいファンタジーの世界ではなく、神話や伝説のパロディといった感じで、あるかも、と思わされる軽妙な一冊でした。2019/02/06いいね
バナナさん通報4.0短編集こちらの作家さんの作品は初めて読みました。エロは少ない(なので★4)ですが面白かったです。良いお話ばかり(^^)どのお話もキャラがかっこいいし、神様や精霊(?)は妖しげで魅力的に描かれててすごく好みでした!2018/05/27いいね