あらすじ文久二年武蔵国生麦村――薩摩藩の行列を馬に乗り乱した英国人四人のうち三名を薩摩藩士が殺傷。後に言う生麦事件である。その後も薩摩・長州藩士によるきな臭い事件が相次ぎ、江戸も、京都も、未曽有の混乱に包まれていた。そんな中、一人天下を手にすべく策謀を練る男がいた。名を…桂小五郎、長州きっての切れ者であった!