紙きれの中の幸せ（6）

途中でドン引きしたとしても、すっきりハッピーエンドになるから読んでほしい。幸せとは何なのか、自分も囚われていないか考えさせられる。

主人公の、自分は幸せでなければならない、そうでなければお前も地獄へ、というところが、怖さもありますが、人間誰しも待っている感情なのではないかとおもいます。

１巻目から飛ばしていたのでこれは地雷か？と思いつつ気になって全巻読みましたが、夫のゲス不倫ものでここまで哀れに制裁を喰らうのを見たことがない、とてもスッキリです。
しかもどっぷり病んでいた元妻は出産と共に爽やかな健康体に生まれ変わったかの如く幸せを見つける。
なんてハッピーエンドでしょう。
辛いことがあったらこの漫画を読んでもいいくらいに後味爽やかです。（私も病んでいるかも、笑）

絵柄もおおざっぱに見えて実はとてもセンス良く個人的には好みです。

ヒロインの前半の疑心暗鬼で狂気的なところも
離婚後ふっきれてかなり前向きになったところもすごくリアルでした。

あー！スカッとした！！