あらすじどうしてこんなにも、懐かしいと思うのだろう――…。 校内新聞に載っていた小説の作者「春沖洋介」。高校教師の吉武はある日、それと同じ名前を、旧校舎に残されていた昭和30年代の論文から見つける。さらに小説の登場人物である「坂上三雲」の名前もそこに書かれていた。現在の小説と、過去の論文――…。このふたつの奇妙な一致に、吉武と、そして小説の作者である吉武の同僚・八尋はかつてこの高校に在籍していた生徒、春沖と坂上が自分達の前世なのでは、と疑い始める……。過去と現在が交錯する、感動の転生BL。
リンゴさん通報5.0作家さん買いです。やっぱり今回もよかった。最後も2人の生活を覗くことができて、「あぁ、2人はこうやってこれからも過ごしていくんだろうな」と思えました。前世の話を組み込みつつ、現世で2人が結ばれる過程が描いてあり、読み応えもあって、わたし的には大満足。他の作品も読みたいなと、また改めて思いました(*´꒳`*)2020/05/02いいね
モモさん通報5.0「勉強したい」「好きな人と共に生きたい」という 今なら普通に叶う願いが簡単に押しつぶされてしまう時代だったんでしょうね。でも、その強い願いが 二人を現世に蘇らせたのかなぁ。それも次の世代を育てる教師として。いいお話でした。泣いちゃったよ。2019/01/13いいね
バナナさん通報5.0前世前世の2人の想いが結ばれて、昇華されて本当によかった。自分たちの次が、と前世の2人の願いが叶うシーンにも泣けました。今を生きる2人も、幸せになれてよかった。2017/12/30いいね(1)