あらすじ「最期の料理請負人」佐々木のもとに舞い込んだ“依頼”。それは、第二次大戦中に山形直太朗という天才料理人が作り上げた、満漢全席をも凌ぐという「大日本帝国食彩全席」を蘇らせてほしいという内容だった。その全部で4冊あるというレシピを捜していくうち佐々木は直太朗が巻き込まれていた大いなる陰謀を知ることになり……。心震わせる料理の数々、そして時をこえて複雑に絡み合う人々の想いは――!?