田舎の高校に合宿でやってきた柏野すばるは、ひとつ年上の図書委員、夏目圭に出会う。早朝の図書室でのひと時、すばるは圭の色素の薄い眼や、雨に濡れた肌が気になってしまう。自分より背の高い、同性の年上相手に不埒な夢を見て動揺する中、合宿が終わり、圭から「手紙を書いてよ」と文通を持ちかけられる。互いに手紙を送り合うふたりだったが、とあることをきっかけに、すばるは返事が書けなくなり──。注目気鋭・梶ヶ谷ミチルの待望の2ndコミックス! ◆収録内容◆「成長痛」全4話単行本収録描き下ろし2014年『小説家と家政夫』サイン会時の配布小冊子原稿を抜粋収録