あらすじ学生運動が終焉を迎えた1970年。頭脳明晰でしっかり者のケーコさんのクラスに、季節はずれの転校生コースケがやってきた。問題児でお調子者のコースケに振り回されつつも、ひたむきに映画監督の夢を追う彼に惹かれていくケーコさん。が、そんな自分の気持ちに気づいた時、彼の隣には親友の響子がいて――!? 表題作他、美しい従姉妹と過ごしたひと夏を描く『ねむり草の夢』を収録。大和和紀の“胸に残る”愛の名作!
バナナさん通報4.0学生運動がさかんだった時代、全く知らないけど内容は普遍的。自分と向き合い悩む時代は誰もが通る道で優等生を演じてしまうケイコさんの気持ちがよくわかるし、コースケに恋することで自分を知っていく過程もリアル。女って恋愛で成長すること多いよね。どんな恋でも。ムダにくっついたり離れたりじゃなく遠回りしたことに意味があると思える。さすが大和和紀先生!2017/12/06いいね