本当の世の中は悲しくて嫌な話ばかりが表にでてくる。
でも、どこかにこのお話のような
主人公の二人みたいな子達や二人を理解しようとする人や、両親のような人達がいて欲しい。
少し前の作品ですが、今世の中が大変な状況な中で出会うことが出来て、途中色々な感情がこみ上げてきました。
三つ葉先生は(日本だと)見た目や表面的な出来事だけで判断される理不尽さや
非難されたり排他的な反応をされて終わりになりがちな事に対して
そぅっと寄り添うような雰囲気で描いてくださるところがすごく好きです。
人の心にずかずか踏み込まず、決めつけない優しさに溢れていて
登場人物たちが流す涙はとても綺麗だなぁと思います。