どこまで踏み込んでも許す喜屋武に一抹の不安を抱く佐藤。ある日、「セックスしよ」と喜屋武に言ってみると――こんな甘ったるいのは経験したことがない。僕は童貞なんだと告白しなければいけない日がきそうで嫌だ。喜屋武の家におかしな人間が住み着いた。派手で、長髪で、珈琲を淹れるのがうまい、美しい男。おかしなその男に振り回されているうちに、気がついたら「行ってきますのキス」をするような仲にまでなっていて――自由奔放な美人×無表情な童貞の真逆カップル。※こちらは、WEB雑誌『Charles Mag』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にご注意ください。(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)