あらすじ第11巻サロンで大賞を受賞した龍太郎に対し、サロンから追い出された竹蔵だったが、フォンテーヌ伯爵の助力によって個展を開く事になる。それを機に、二人は日本へ戻ることを決意する。故郷へ凱旋を果たした龍太郎。片や、死んだことになっている竹蔵は京都のある寺に身を寄せることになるのだった。ある日、小僧となった竹蔵の前に天女のような美しい女性が現れる。彼女の姿に憑りつかれた竹蔵は、あの手この手でモノにしようとするが…。