あらすじ第7巻ナタリーをモデルとした肖像画対決は、いよいよ佳境を迎えていた。発表された4人の絵に対し、今までの画風を全く捨て去った龍太郎の絵最後に残った竹蔵の絵は…奇想天外なものだった。2人の絵にピカソ、モディリアーニ、ユトリロ、パスキンの画壇の最先端の絵を見た以上のどよめきがパトロンたちの間に起こるのであった。パトロンたちの怒号が飛び交う会場の中でついに審判が下される。ピカソ、モディリアーニ、ユトリロ、パスキン、龍太郎、竹蔵の6人の中で誰が選ばれるのだろうか。