あらすじ第2巻東京に出た龍太郎は、黒田清輝のいる美術学校で絵を学び、天才肌の画家・青木繁をライバルに研鑽する。竹蔵はパリ帰りの画家・本庄助衛門の元で油絵と出会い、書生となる。それぞれの芸術にかける蒼き炎がメラメラを燃え始めるのだった。ある日、女の裸が描きたいと言う衝動が抑えきれない竹蔵は花街へ出かけ、ひょんなことから廓で下働きをすることになる。そこへ龍太郎と青木繁が現れ、竹蔵は龍太郎の怒りを買うことになる。