大人しくて、従順で、“惨めな婚約者”が欲しかったのでしょう?
子爵家令嬢のセリーヌは、公爵家嫡男ジュリアンとの婚約を半ば強制的に結ばされる。
しかし、彼の本命は従姉妹の庶子マリーベルであり、
婚約はあくまで体裁を整えるためのものだった。
彼女らが通う学園でマリーベルは「セリーヌに睨まれた、意地悪された」と
事あるごとに被害者面をし、周囲を味方をつけようとする。
……だがセリーヌは泣き寝入りはしない。
目には目を、歯には歯を……被害者面には被害者面を。
”どちらがより、『可哀想』なのか”
仁義なき被害者面バトルが今、始まる――。

