｢レムナント―獣人オメガバース―｣のレビュー・感想

お互いの事が少しづつ分かって来て、え？と言う展開で終わった7話目。
すれ違い・・・とは又違う、切ない展開。
この展開では次が気になって仕方がないです。
ここに来て、オメガとアルファのそれぞれの切なさがクローズアップされて来ます。

新しい生活が始まり、気持ちの変化・・・主にダートの気持ちの変化をとても丁寧に描いていて、読んでいて気が付くとダートの応援をしています。
新しいキャラも個性があって、この先ジュダとダートにとって心強い立ち位置になってくれそうで、ますます先が楽しみです。

すれ違いつつ、少しづつ、少しづつお互いが気になり始めて目が離せなくなって来ます。
新しくジュダの相方（仕事上の）も出て来てゆっくり進展する２人の関係とは別に、この世界観の話が広がって来るのかなと、先の展望も期待が出てきます。

４話に入り、ページ数は２話目、３話目より微増。
獣人がいる世界なので獣人貴族の従者も獣人で、この従者もとても味があるキャラクター。
主はカバーの通りオオカミっぽい容姿ですが、従者（ベータ）は他の動物、レムナントではアライグマが従者。
テーマとしてはなかなか重い部分もある中で、小休止のような、ちょっとクスっと笑わせてくれてとても可愛いのですが、今回はこの従者との絡みが多くて楽しめました。

今作もページ数は27ページと少な目です。
２話目に引き続きすれ違い。
ただでさえ気持ちが伴わず中々伝わり辛い２人なのに、トラブルも起こり、ハラハラします。
ページ数は少な目ですが、やはりキリの良い所まで・・・でこの枚数なのかな。
とは言え、枚数は少な目ですが、内容の読み応えは充分で先の展開が気になります。

ただの意地の張り合いとかでは無くて、本当にちょっとした心のすれ違いを丁寧に描いてくれていて入り込んでしまいます。
ただ、前話39ページに対し、今回は27ページとページ数が10ページ以上少ないのが残念。
キリの良い所で止めるとこうなってしまうのかも知れませんがちょっと残念でした。

前作、ペンデュラムを読んで世界観がとても気に入ったので続きが気になり購入しました。
脇役だったカップルが主役です。
前作のカップルが王道だとすれば、今回は大人なカップルと言う印象。
前作はありますが、前作より数年前のお話になるので、この作品から入っても問題無く楽しめます。

獣人×オメガ
オメガシリーズの中で一番熱い作品です！
ジュダとダートそれぞれの、、、
ジュダのオメガに対する想いやダートが自分の中で芽生え始めてる気持ちなど、それぞれの思いが交差するようでしないもどかしさがあり、これからの今後の展開に楽しみで待ちきれないです！　

大好きです！早く続きが読みたいです！！

獣人系の作品の中でもかなりオススメです。獣人系作品で、甘甘系、ハッピーエンド系よりも、切ない系が好き方には是非是非読んで頂きたいです！

ハッピーエンドになるんだろうけど、そこまでの過程が楽しみな作品です！

ジュダの根底にある！過去の出来事や思いの部分が語られるお話。
切なくなった。

キャラ出現でまたまた一波乱ありそうですね。続きが待ち遠しいです〜

結果この2人がどうなるのか分かっているからか、可愛くて可愛くて仕方ないですね。

ペンデュラムのスピンオフ作品です。ひょんなことから運命の番に出会った二人のすったもんだが面白いです。できればこの後、ペンデュラムの二人のその後も垣間見られると嬉しいです。

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