｢私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！｣のレビュー・感想

物事を斜に構えて見ていたり…どちらかというと卑屈な性格かもな、私…。という人に是非読んでほしい作品。「卑屈な奴の学生時代あるある」が詰まった一冊です。
授業中につい卑猥なことを考えてしまったり、気がつけば頭の中で空想の会話（自分がヒーローインタビューを受けることになったときの受け答えの想像）など非生産的な想像を日常的にしていた人向けのマンガです。
けれども「あーあ、ぃつか王子様みたいなイケメンが現れてくれないかなー」といった類の乙女チックな妄想を楽しんでいた人には全く刺さらないので、あくまで自分は卑屈だという自負がある人にのみおすすめします。

略称は「わたモテ」既にアニメ化されている人気作品です。
主人公の女の子が清々しいくらいにゲスである。ウザ可愛く、、ない。高校生活でボッチ生活過ぎて泣けてくるけど性格がゲス過ぎてまったく同情出来ないというギャップこそがこのマンガの魅力。そしてわが子に中学高校でボッチになりたくないなら先に読ませたいマンガでもあります。
バスケでパスが来なくて「これが本当の黒木のバスケ？」というコマがお気に入りです。