｢はきだめと鶴【電子限定特典付き】｣のレビュー・感想

はきだめ『に』鶴、じゃなくて、はきだめ『と』鶴というタイトルが意味深い。
冒頭からず～っと、独特な空気感漂う中で紡がれていくお話でした。
…作られたお話とはいえ、ちょっと辛いお話だったなあ…。でも、初回より、再読した時に、このお話の良さみたいな物が伝わってくるのではないかと思う。

T^T幸せになってくれ！

話がおもーい。
でも、ハッピーエンドで良かった。

思ったより主人公の年齢が高くてビックリした。
表紙だけだとそんな風に見えなかったです。

内容はちょっとダークですが、全部回想としてなので、ダーク過ぎずライトな感じになってました。

どんな暗い話かと思ってみてみたら、過去のダークな部分はあっさりで、メインの恋愛をしっかりと描かれていて、ダークが苦手な私も大丈夫でした！
最後までしっかりと描かれていて、ちゃんとハッピーエンドで読んで感動すらしてしまいました！ジェラもよかったし、この作品も好きです！

切ない...。
表紙からもそれが溢れてて、ずっと買うのを
ためらっていたけど、暗いだけじゃなくて
葛藤とか、押さえられない気持ちとかが
描かれてて、泣けた。

でも最後には、はきだめにも光が...。
読み終わるとタイトルの意味が沁みてくる。

切ない、切ない〜！
螢は どんなドブ川に突き落とされても、一生懸命生き続けようとする『螢』のよう。
そんな彼を 上辺だけの美しさを愛でて食い物にしようとする下衆は許せないし、
螢の本質を分かっていて 非道を働くヤクザの気持ちは 分からなくもないけど、
やっぱり 『アレ』はやっちゃいけないことだよ〜！
準太、頑張れ〜！螢を諦めずにいてくれてありがとう〜！

ジェラテリアの方が面白かった

ジェラテリアといい、読みごたえあります！