｢実際にあった怖い話｣のレビュー・感想

ノンフィクションということなので、大変リアルで怖いです。しかし皆様のレビューにもあるように、人間関係が複雑なので分かりにくい部分が多く、それはプロとしてあるまじきことではないかと思います。言えないことや描き手が当事者なので本人が分かってることをつい端折ったりはあるのでしょう。でも、お金を取っているわけなのでそのあたりは読者がスムーズに読めるよう工夫するのが筋ではないでしょうか。
作者はお金がないお金がないと言いながら他人を何人も家に住まわせていたり、お母さんや弟さんの言うことを鵜呑みにして自分では調べたり確認したりを全くしておらず、そのうえ何かトラブルがあれば泣いてばかり。すぐに霊能者さんを頼るだけ。とてもトラブルに立ち向かう人とは思えません。本当に家族の問題をなんとかしたかったら、まず心を強く持つことが大切なのではないかと思います。お守りブレスレットを作ってもらってお祈りしてもらうだけでは難しいと思います。そうしたくなる気持ちは分かるし、自分は悪くない、と思いたくなるのも分かりますが、とにかくすぐ誰かに頼ろうとする姿勢が問題を長引かせたのではないかなと思いました。人として生きていくためにどうあるべきかをこの漫画で改めて考えさせられます。

自分の境遇をいつもその時々で誰かのせいにしているように感じました
誰のせいにもできないときは呪いとか霊のせいにしちゃうの…わからないでもないけど日記にでも書いとけばいいんじゃないかな？
後で読み返して恥ずかしくなるやつだと思う

1日1話無料で読んでいて、最後が気になったので最終巻のみ購入しました。周りの人の酷さは凄いとしか言いようがないですが、ご本人の甘さがとてもイライラさせられました。ご本人も本文で書いてますが、自分が違う対応ができていたら周りの人はこうならなかったのでは？と。霊異能者はもともとそういう人達だったと返答しているけど、やっぱり自分の態度も十分に関与してると思う。最後に彼のエピソードも出てくるけど、ヒモみたいな人と7年間住むとかありえないし。元々悪い人は確かにいるけど、そういう人達とは関わらない様に生きてく選択肢はあったと思う。主人公は優しいというか優柔不断。そりゃ周りにつけ込まれるよ。最後はなんとなくハッピーエンドっぽかったのが救いかな。

兎に角話の内容が分かりにくい。
母親と憎み合っていたかと思えば、いつの間にか弟夫婦との骨肉の争いになっていたり。
お金が、財産がどうのとか、病気がどうのとか、
目まぐるしく話が変わっていくし。
霊能者との関わり方も、いつの間にか家族みたいな関係になっているし。
ストーリーの組み立て方が、下手なんだろうなぁと。
しかも、画力も無いという…。
残念この上ない作品ですね。

話の中でつじつまが合わないような、？と思うことが多々見られます。
多分ピンポイント的な事だけ描いて、結果的に説明不足となっているところがたくさんあるのかなと思いました。
霊的な内容をメインにするか、もしくは家族のゴタゴタをメインにするか、どちらかを重きに置いた作りのほうが良かったのでは？
チャーハンとラーメンは別々に食べたいのに、ラーメンの中にチャーハン入れちゃったみたいになっちゃってどっちつかずでもったいない漫画。

まぁ面白いところもあるけど、いろいろツッコミどころも満載です。
まず、弟さんは頭おかしいのは認めますが、お葬式をどうするかというのは個人の考え方でいいと思います。もしきちんとしたいのなら話し合うか自分でやってしまえばよかったかなと。

主人公が普段は女らしい設定なのに突然、言葉遣いが汚くなってびっくりするところが多々あります。

全てを霊のせいにしているきらいがあります。

病気の描写が嘘くさいです。医師は手術する理由がないのに身体は切らないし、モルヒネは別に末期の癌患者にしか使わないわけではありません。
大袈裟にもってるのでしょうがしらけます。

おかあさんも、初めはどえらい悪人として書かれていますが途中から弟の被害者に設定が変わり話の辻褄があいません。

結局素人くさい漫画という印象、スピリチュアルな漫画なので仕方ないのかな。

実際にあった話がもとになっているというだけに、非常に怖いです。ゾッとするような…人間の汚なさ、恐ろしさなど、多くの場面で描かれていますが、ついつい…また次が読みたくなってしまう…やみつきになる怖さです。また、本物の霊能者というのは凄いものなんだなぁと驚かされました。