渋谷で働くマンガ好きOLちか31歳読書のお時間ですスタッフ
西荻窪のアニメ制作会社に高卒で就職した女の子のお話。
夢と現実のギャップに悩みながらも色々な経験を通して成長していく姿は、自分の新卒時代と重ねて懐かしい気持ちになります。どんなに仕事が辛くてもその大変さが報われる一瞬がある。その一瞬のために私も頑張ろう!!とこのマンガを読んで思える胸アツな作品でした。
1日10冊以上はざら!雑食系編集部員えり33歳読書のお時間ですスタッフ
現実と理想のギャップが程よく描かれていて、共感が止まらなかったです。三津監督のような人と一緒に働きたい!!と猛烈に思いました。
“やりたい仕事”と“やらなければいけない仕事”があって、“やりたい仕事”だけでは生きていけない…、でも人生一度きりだからと、もがく姿はキラキラしていて、羨ましいと思う場面も!
主人公・咲ちゃんを応援せずにはいられませんっ!一生懸命なことは、時にはダサいけど、どんなときも一生懸命でありたい!と読み終えたあと、思える作品です★
マンガを訪ねて三万冊、読んだ書店員・平手35歳読書のお時間ですスタッフ
アニメ制作会社でのお仕事ラブ。
個性豊かなプロフェッショナルな人達に囲まれて成長していく主人公を見ていると、「新社会人の時ってこんな気持ちだったなぁ」と、懐かしく、そして自然と前向きな気持ちになれます!
動きゆく人間関係と、絵の可愛さがポイント◎
西荻窪にあるアニメ会社で働く咲。絵が得意だからと大学進学もせずに就職。でもそこは忙しいうえに、給料も安い世界。おまけに「才能」と「センス」を持っている者が圧倒的に強い。がんばっていてもどうにもならない、と嘆きたくなることもあるし、才能ある若者に置いていかれることもある。「辞める」こともまたひとつの決断なのだということも描かれていて、ただがんばるだけが方法じゃない、ということを示してくれます。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
移り変わりの激しい世界、それがアニメ会社。好きだけじゃ続かない、根性も忍耐も必要な世界。
そんな厳しい業界に足を踏み入れた社会人1年目。
挫折を味わいながらも、同期の仲間と共に地道に頑張る姿が胸に刺さります。
主人公だけじゃなく、それぞれの社員の環境や心情…いろんな働き方を覗けば、自分と共感する部分もあるあるです!
現役コミケスタッフsayudot31歳スペシャリスト
高校を卒業してからすぐにアニメーターとして業界に飛び込んだ主人公の女の子と、その周りの人々を描いた作品です。
アニメーターといえば激務薄給というイメージがあるかもしれませんが、まさにその通り。「自分が好きなことを職業にすると苦しい」とよく言われますが、それは好きな物事とその裏側とのギャップに落ち込んでしまうからなんですね。
作中ではアニメ業界で戦う人はもちろん、厳しさのあまり業界を離れてしまった人にスポットを当てるシーンもあり、深く考えさせられることもあります。