ここからはじまるんです。
購入のきっかけは、4巻でのうわさを聞き付けたから。
その盛り上がりになんかちょっと「これは好みかも」と思い
よくわかんない勢いで電子版を全4巻まとめ買いしました
今思うとほんとあの瞬間の自分の決意を褒めてあげたい。
しかも思い立った瞬間に課金してぽちっと購入してましたもんねー
で翌週にはサイトで注文した紙本が自宅に届きました。好きです。本当に好きです。
なにが好きかって、たぶん長谷川さんが本当に普通の人であるところ。
自分の立場と相手の立場を上手にはかりながらお仕事したり
彼女と「一般的な」お付き合いをしていたり
年齢を気にしたり、若い人を気遣ったり
なんていうか、普通にいい人で、普通の会社員で
読めば読むほど「いい物件」は君だよね・・とか
唸ってしまうんですよね。彼女さんの気落ちは、わかる。
だからなんとなく、あの鬼畜片桐の心をつかんでしまった、のもわかる。
夜の公園で怖いながらも
ちゃんと大人の責務を果たさんと覗いたことから始まる
(ほんと今思うとここから始まっている)
片桐との攻防。
あの夜に、「素の片桐を知れてうれしい」って
たぶんそういわれたことからもうはじまってたんだろうな。
「お相手の」車を損壊させたり
寝取られた「被害者の」彼から切り付けられたり
そんな片桐の様子を間近でみても
部屋が汚いって片桐を促して掃除を始めちゃう長谷川さんなんだもの
ほんとなんか、癒されるし
その気遣いを自分だけのものにしたいって
思っちゃったんだろうなぁ、欲しくなったんだろうね。ほんとに。
お泊りの翌日も結局心配だからなのか何なのか
「競馬にしよう!」だしね。ほんと可愛い。
女よりガードが堅いのは男だから。
見た目はかっこいいけどそれだけだから好きになる要素はない。
そういわれながらも
あんたは俺のことが好きなんですよってちゃんとキスできる
そんな片桐を見た時に私は
自分史上最高の攻めに出会えたことを確信しました。
そしてそれは2巻以降読み進めるごとに満足のメーターは振り切れ・・・!
そんな物語のプロローグでもある大事な記念すべき第1巻
書き下ろしの「REVERSE」の
ソファで片桐が酔って(片桐の謀により)動けなくなった長谷川さんに
覆いかぶさる1コマがあるんですけどもここが個人的に
ナイスアングル!!!!
このシーンだけ何回も見返したりしてます。大丈夫です(何が)。