ブドウさん
1.0
一番やってはいけない終わり方。
『立ち行かないわたしたち』シリーズのファンです。
今回の主人公は私と同年代。且つ病気で妊娠出来なくなった私は、主人公が悩みに悩んでどんな決断をしたのか気になって読んでいました。
主人公の友人も、それぞれの決断で妊娠・出産を選び、『生き方はひとつじゃない』という事がよく描かれていると思います。
だからこそ、主人公が最後にどんな決断をしたのかが重要になってくるのです。
それが、まさかの『読者に投げ出しEND』これは酷い。というより、一番やってはいけない終わり方だったと思います。
主人公に自己投影をしながら読んでいた方もいるでしょう。また、主人公とは違う生き方を既に決めて読んだ方もいると思います。
作者は『敢えて描かない、読書に委ねる』と、いかにもな事をあとがきで書いましたが、読み手からすると『無責任』の一言に尽きます。
人の数だけ答えはあります。どれが正しいというものもありません。
しかし、これはあくまでも『漫画』です。ひとつの作品として、主人公の決意を描くべきでした。センシティブな内容なだけに、尚更。
寄稿文を書いていた方も、言葉を選びながらラストには苦言を残しているように思いました。
たった一言、ラストに付け加えるだけで良かったのに。そうしたらこの作品は素晴らしいものになっていました。
値段もそれなりに高かった分、非常にガッカリしました。
今回の主人公は私と同年代。且つ病気で妊娠出来なくなった私は、主人公が悩みに悩んでどんな決断をしたのか気になって読んでいました。
主人公の友人も、それぞれの決断で妊娠・出産を選び、『生き方はひとつじゃない』という事がよく描かれていると思います。
だからこそ、主人公が最後にどんな決断をしたのかが重要になってくるのです。
それが、まさかの『読者に投げ出しEND』これは酷い。というより、一番やってはいけない終わり方だったと思います。
主人公に自己投影をしながら読んでいた方もいるでしょう。また、主人公とは違う生き方を既に決めて読んだ方もいると思います。
作者は『敢えて描かない、読書に委ねる』と、いかにもな事をあとがきで書いましたが、読み手からすると『無責任』の一言に尽きます。
人の数だけ答えはあります。どれが正しいというものもありません。
しかし、これはあくまでも『漫画』です。ひとつの作品として、主人公の決意を描くべきでした。センシティブな内容なだけに、尚更。
寄稿文を書いていた方も、言葉を選びながらラストには苦言を残しているように思いました。
たった一言、ラストに付け加えるだけで良かったのに。そうしたらこの作品は素晴らしいものになっていました。
値段もそれなりに高かった分、非常にガッカリしました。
2024/06/12