｢絶望少女漫画家～右腕アシスタントの黒い洗脳～｣のレビュー・感想

現在はデブでブスという設定のあいらさんが、実は時々可愛いというか、元々は痩せていて男からモテる(？)程度にブスではなかったんですね。
表情と体型のせいでブスに見えるけど、表情によっては可愛い点がツボ。
かわい子ぶっていて性格の悪い女子大生は作者の別作品にも受け継がれましたね。

前から気になっていたので、ついに購入してしまいました。
あいらさんは思ったより優秀で無い気がしてなりません。
アシスタントとしては優秀でも、作家としては初心者以下というか。
過去のトラウマが足かせになっているんでしょうね。

あいらさんの悲しい過去は本当でした。本人は「嘘です」と言っていたけど。
あいらさんと編集長の関係の設定を途中で変更したかのような違和感があります。
園堂先生とあいらさんの奇妙な友情がツボでした。
本来なら利用する者とされる者という関係なのに、友情が芽生えるのはなかなか興味深い。