｢君と宇宙を歩くために｣のレビュー・感想

普通って何だろう？多くの人が難なく出来ることが困難な人がいる。それでも好きな事に一生懸命向き合う姿は美しい。自分も力をもらえる気がする。

キャラクターの描写力が素晴らしい。とても読み応えのある作品です。

初っ端の自己紹介シーンでかなり衝撃を受けたけど、読み進めたら、そんな単純なことではないことに気付かされた。読んでみて良かった。

出来る人と出来ない人、出来る人からしたらこんな簡単な事と思っても出来ない人にはとても難しい。相手の事理解しようと思うけど、つい自分目線で見ちゃうから気づけなかったりするよね。自分の事理解し伝えられて助け合う優しいせかいになったらいいな。

発達障害のかたもギリギリな方でもいわゆるそうじゃない人でもホント苦手なことがある人います。すべての人への理解が進む世の中になってほしい、と思えるし、それで回りの人にも強要しなくても、平和な優しい気持ちが持てる世の中になるといいなと思える作品です。

発達障害の家族がいるので発達障害への理解が深まればいいなと期待します。だけど現実は共感できる部分が少なくて性格が悪いとか嫌な奴って誤解されてしまう。うーん難しい。

失敗するのが怖い
私もそうで、そうならないように生きてきた
きっとこれまでも、失敗をうまく理解・説明・処理・対策する流れを知らずに、社会から逸脱していった人は少なくなかったんだと思う
彼らを通じて、考え方を教えてもらっています
こういう真摯で優しい世界が広がるよう、自分もその一助になれるように、頑張りたいと思わせてくれます
とても勇気をもらっている作品です
大好きです

最近増えましたよね、こういう発達障害系との交流系漫画。私好きなんですよ。空気読めなくて浮いちゃう子と、周囲の拒絶だったり寛容だったり無理解だったりするやつ。なんなんですかね、私もちょい発達障害入ってんのかなって思うとこあるから、共感しちゃうんですかね。
発達障害だから素直とか正直とかっていうのは物語だなーと思うけど、キャラが良くて、読み応えあります。

なんでこんなに生きづらいのか気づかずにいる子たちが様々な人とかかわることで自分の苦手やいいところに気づいていくお話。

読むのがきつかった。ものすごく考えさせられる内容で重たい気持ちになる

ジャンル分けが難しい(強いて言えば学園もの)作品なのでまず手に取る事が無い人が多いと思いますが名作です。チート無し、美男美女でもなければ、天才でもない。それでいてギャグでもなければ無理やり泣かせる訳でもない。本当に良い作品です。是非読んでください。

子供の頃に読んでいられたら世界の見え方が少し変わったかなと思える作品
全てが当てはまるわけでも、程度も異なるけど共感できる部分があった
多くの人が「同じように思ったこともあったな」と感じる気がする
老若男女問わず読んでみて欲しい漫画です

レビューのために読んだんだけど、いつもなら手にしない本を試読してまんまと術中にはめられた本でした。
あのいい加減だったバイトの男子高生も少しはこう悩んでたんだろうか、、、サボりにサボってバックレやがったけども、、、

試し読みでなんでか泣いてしまった

100人いたら100通りの人生があって、
上手く生き抜ける人もいるし、
そうじゃない人もいる。
これは、そうじゃない人達のことを、
繊細に伝えてくれる貴重な漫画です。