瑞々しい!
これは間違いなく★5以上です!
登場人物のそれぞれが、青春時代を生きている!って感じでした。
中学時代に自分をゲイだと認識したひろむは、そのことで、高校生になった自分が傷つくことが怖くて閉ざされた世界で生きていたかった。
絶対に相容れないと思っていた相手(むしろ関わりを持つことを避けようとしていた)と、クラスメイトとして学校生活を送るうちに、少しずつ惹かれ心を開いて行くひろむ。その際の繊細な心情が痛いほど伝わって来て、途中何度も胸がいっぱいになり涙ぐんでしまいました。
拓郎も素敵男子!表面的には太陽のように明るいけれど、内面では色々と考えているナイーブさを持ち、等身大の男子高校生という感じ。
お互いに真面目で優しくて凛々しくて。キュンがたくさん詰まったお話でした。
続編もあるそうな?きっとこの二人なら素敵に成長した姿を見せてくれるんだろうな~。