｢餓えた犬は肉しか信じない【電子限定描き下ろし付き】｣のレビュー・感想

ごはん屋『まる』に関わる人々（３カップル）のお話が詰め込まれた、
彩り豊かな美味しい一冊でした。
それぞれのお話もそれぞれに良かったけれど、
お話が展開されていく中で、
暗示のように置き石にされていたエピソードが、
一冊を読み終えたところで、全てにすとんと納得出来る仕様。
読み終えてすぐに、
最初からまた読まなくちゃという気持ちにさせられます。
さすが、お話創りの巧者マキネ先生です！
それにしても。
いつも思うのですが、
マキネ先生の描かれるお子達の愛らしさと言ったら！
可愛くて可哀想でいじらしくて、
本作でも、ホントに愛しい生き物として描かれていました！

読後しあわせな気持ちになります。　どのカップルも切なさと甘さの感じが素敵です。　最後のふたりは最高です。

読み終えて何か色々嬉しい。
それぞれのその後も知りたいけど、そう思えるとこで終わってるのがまた良いのかもしれない。

単話版を買ってて、
続きがなかなか出なくて、
もう読めないのか。。。と思ってたので、単行本が出て、
嬉しかった～！！！！！

皆の
その後が
まだまだ読みたい！知りたい！

暮田先生のお話は、
どれも大好きで、全部読んでるけど、
どの作品も、
みんなのその後を
ずっと見ていたいと思ってしまいます！