読書のお時間ですの中の人 tomoko36歳読書のお時間ですスタッフ
母を亡くした主人公・拓也が幼い2歳の弟の世話に奮闘しながらも周りの温かい人達に支えられて成長していくストーリー。
どんな人でも読みやすい柔らかいタッチのマンガです。実(弟)の世話にたまに疲れて嫌になるときもあるけど、成長していく実に寂しさを抱いたり…など拓也の気持ちがわかりすぎる。読み終わった後に家族を大事にしなきゃな、と思えます。
ちなみに実、超カワイイです。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
涙無しには読めない…。
主人公の兄は小学生、弟はまだ言葉を覚えはじめたばかりの乳幼児。
母を亡くした幼き兄弟の家族愛と、母代わりにがんばる兄の苦労する姿に号泣せずにはいられません。
本来なら元気で素直が取り柄の小学生なのに、淋しくても気持ちを押し殺さなければいけないなんて辛すぎる…。
母親の愛情を得られない分、時には父親に弱音を吐いたり弟とケンカしたりと、家族に違った形で甘えている姿が尊い!
彼らの幸せを祈るばかり。
よしもと漫画研究部部長 ゲオルギー吉川36歳芸能人
かわいいだけが子どもじゃない!小学生の拓也(僕)と赤ちゃんの実、そしてパパの3人で暮らす笑って泣ける不朽の名作ホームコメディ!
母を事故で亡くし、母に代わって実の面倒をみなければいけなくなったまだまだ甘えたいざかりの拓也がもう健気で良い子なんですが思春期なのもあってたまに爆発するのも分かるし、そしていたずら好きでワガママな弟の実がたまに憎くて、でもかわいくって癒やされてしょうがない!
社会問題やデリケートなテーマも優しく扱いつつ笑いも交えて、涙なしには読めないラストが待っています!
マンガでキュン活!アラサーOL・うさぎ38歳読書のお時間ですスタッフ
昔アニメ化もされた赤僕(あかぼく)!
突然事故で母親を亡くした拓也はまだ赤ちゃんの実(みのる)の母親代わりに。とはいえ拓也もまだ小5。いくら弟が可愛くても、遊びたいのに…なんで僕だけ…って思うのは当たり前。
昔は実がとにかくかわいいなぁと思って読んでいましたが、今読むと完全に拓也の方に感情移入してしまいます。
そこからの、誰もが涙したであろう最終話は何度読んでも泣けます…。ずっと心に残る名作です!
恋愛体質コンサルタントちりゅううすずか42歳スペシャリスト
母親が事故死し、赤ちゃんの弟・実の面倒を見る小5の主人公・拓也。学校、ご近所、パパの職場などでの人間模様が温かく綴られます。
拓也はいつも母親代わりとして一生懸命、そして感受性の強い男の子。実をきつく叱って傷つけても、兄弟には絆があります。そんな場面を見ると、親だって人間だし感情があるし、完璧じゃなくてもいいよね、とホッとできるはず。親や自分の厳しさを許したくなる作品です。
小学5年生の主人公が突然母を失い、赤ちゃん(小さな弟)を父と二人三脚で育てていかなくてはならなくなり、はじめは色々と衝突もあるが、徐々にたくましくなり弟との絆も深まっていく姿に涙します。魅力的な他の登場人物もオススメです。
入りこみやすい現実的な設定もいいなと思います。私はこの作品に出てくる主人公の同級生の藤井君がタイプです。
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員41歳読書のお時間ですスタッフ
わたしが子どもを出産するはるか昔に「花とゆめ」で連載されていた名作と評される育児ハートフルコメディマンガです。
家庭を持つ前に読んでも心に刺さるマンガでしたが出産後、読み返しても更に奥深さを増す稀有なマンガです。小学生が育児すると考えるとなかなかにしんどい。
内容も社会性あるテーマを取り扱っているだけに今だからこそ感じ取れる部分が沢山あり、断捨離を繰り返しても捨てられないコミックの一つです。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
お母さんが亡くなったことにより、小学生にして、赤ちゃんの面倒をみないといけなくなってしまった男の子が主人公の物語。
とにかく赤ちゃんが可愛い!それだけでも楽しめるマンガなのですが、このマンガはただ単純に赤ちゃんの可愛さを描くにとどまりません。赤ちゃんのうっとおしさ、ときにはけっとばしたくなったり、自分の時間がなくなると感じたり、そんな自分に罪悪感があったり…子育てしている方なら共感する部分も多いと思います。
赤ちゃんとの交流のわずらわしさや、愛らしさ、すべてひっくるめて優しいまなざしで描かれたマンガです。