おひとり様のヒロインが「ひとりだけの家」を探す物語。
家って大切です。くつろげる空間でなければ帰る気がしないし、持家となると死ぬまですごすわけだから、購入まで慎重になりますし。マンガを通して語られるのは、ただ家を選ぶだけではなく、今の自分のライフスタイルと、これからの自分を想像する家選びです。家探しをしながら、楽しい「おひとり様ライフ」が想像できれば、それはそれで良い人生なんじゃなかろうか。そんな暖かな気持ちに包まれます。
渋谷で働くマンガ好きOLちか31歳読書のお時間ですスタッフ
居酒屋で働く普通の女の子が、自分のマンションを買う夢を叶えるべく奮闘するお話。
ほのぼの系の作品かと思いきや内容はかなり現実的。ほろりと泣けてしまうような名場面もたくさんあります。浪費家な自分は、このマンガを読んでお金の使い道や有り難みをより考えるようになりました。これからお家を買おうという悩んでいる人はもちろん、自分には夢がないとか、なんのために働くか見出せない、、なんて落ち込んでいる人にも読んでもらいたい1冊です。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
狭い部屋に住みながら、居酒屋チェーンの正社員として働いている主人公、沼越幸が自分のマンションを購入するために奔走する物語。全体的にゆる〜い空気ながらも、都会に住む女性たちのリアルな空虚感や切なさ、楽しみを描き出しています。
自分の居場所を、自分の稼いだお金で確保する、ひとつの素敵な生き方の形がここにはあると思いました。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
鉄のハートを持つアラサー独女、それがこの物語の主人公。
趣味は貯金、通帳の残高を見るのが大好き。「いつか自分のマンションを買う」ことを目標に日々をのんびり生きる女性なのです。
妄想で未来の家での生活を想像するのって、すごくワクワクしますよね。
でも、早い者勝ちの不動産は厳しい世界。地道に頑張る彼女が、いい物件を買えますように!
実生活にも応用できるので、同じように単身女性でマンション購入を考えている人は勿論、単身でなくとも買う上で大事なポイントなどもチェックできますよ。
マンガに癒しを求めるアラサーあき36歳読書のお時間ですスタッフ
独身女子、家を買う。
独身生活の果てを考えていくと最終的に行き着くのが、マンション購入。結婚や出産は相手がいることだけど、マンションの購入はひとりでできる。
このマンガはそこに夢を追い求める、夢あるマンガです!!今よりもちょっとの幸せ。理想の家を求め続けることでモチベーションを高めていく。アラサー女子は共感間違いなしのポジティブな作品です。
マンガでリア充を疑似体験するママライター43歳読書のお時間ですスタッフ
「自分の家を持つ」。主人公の沼越幸は、その目標のために地道に働きお金を貯めて、マンションの説明会に足を運びます。
職場の仲間との飲み会にも参加せず、服装はパーカーにジーンズ姿がほとんど。幸の生き方は楽しみのないようにも見えますが、自分の人生と真摯に向き合っているともいえるのではないでしょうか。
「家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから」という幸の言葉が、胸を打ちます。
恋愛&仕事中毒デザイナー鶉48歳読書のお時間ですスタッフ
とっても素敵な作品です。様々な立場・年齢の女性が家を買う理由や、持ち家で暮らす女性たちの生態が描かれています。
中心となるのは、居酒屋で働きながら自分の家を購入することを夢見ている沼越さん。コツコツと働きながら心地よい居場所を自分の手で手に入れようとする姿がとても素敵です。
多くの人にとって、人生で一番大きな買い物になることも多い、「家の購入」にまつわるドラマが楽しめます。
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員41歳読書のお時間ですスタッフ
お一人様女子がマンションを購入するお話です。
自分だけの城というべきでしょうか。わたしもそんな空間があったら欲しいです。女性の一人は強いですね。わたしのちょっとの期間、一人で楽しみたいとはワケが違います。一見、マンション購入のハウツー本のようですが、そんな軟な話ではないところが奥深い。
東京でひとりで生きていく。なんかわからないけどふとしたシーンで涙するのは一人の覚悟がわたしにはないからなんだろうな。