｢くちづけまでの四十九日【電子おまけ付き】｣のレビュー・感想

もう何度読み返したか…
その度に泣きました。

ハッピーエンドです。

初めて読んだ時は理解が足りず、バッドエンドかどうか分からなかったけど、読み返して、コジローが戻って来てくれたのだと理解。
お盆だからかな？

確かに一見分かり難い最後なのでバッドエンドと解釈した方もいらっしゃるようですが(苦笑)
オマケの三上君漫画は後日談のようなので、その後の二人はちゃんと幸せに一緒に居るのだと嬉しかった。
出来ればもっと、今後の二人のお話を読みたいなぁ…

気の毒な三上君は、別作品「忘れられないくちづけ」で違う人とその後幸せになれるので、こちらも安心。

この作家様は絵もお上手で繊細なお話ばかりで、内容も重いものが多いですが、その分読みごたえがあります。
こちらを読んでから大ファンになりました。

コジローが駿の死んだ飼い猫とかファンタジーでびっくりした。コジローのおかげでウリから足洗って、まともな生活を取り戻すんだけど、ハッピーエンド好きの私には微妙な終わり方だった。ラストってコジローが戻ってきたってことでいいの？