こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
現在連載中の高橋先生の最新作です!!
いや〜このペースで名作を出し続けられるって、どういうことなのでしょうか?超人すぎます。
高橋ファンからはたびたび、高橋先生は不調と好調が絵に現れやすい…なんて言われておりますが、多少の絵の乱れをものともしない魅力的なキャラに構成力!
これまで高橋先生が磨き上げてきたストーリー構成やキャラ作りのテクニックが惜しげもなく披露されていて、ウェルメイドな一作となっています。
二次元にいきたい妄想女 神之れい40歳スペシャリスト
貧乏なら当然ドケチ! と思いきや、主人公・りんねはケチはケチですが、除霊のためなら出費は惜しみません。
血の涙を流しながらも、幽霊のために働く姿はかっこいい! 遊園地なんてお金を使いまくる場所にも行ってくれて、拍手したい気持ちです。
強引な除霊ではなく幽霊の未練をちゃんと解決してくれるスタイルが彼の良さ。
私が彼のそばにいたら、絶対に毎日お弁当を渡して生活を援助するはず。悪霊なんて怖くないですね!
二次元にいきたい妄想女 神之れい40歳スペシャリスト
幽霊が登場する笑いありのドタバタしたストーリーですが、ヒロインの霊感少女・桜が冷静沈着で淡々としている姿にいつもクスッと笑わされました。ヒロインといえば、幽霊に怯えたり守られたりする存在だと思いますが、
彼女は特に怯えることもなく、しかし優しい心で主人公や幽霊に接しています。幽霊に慣れすぎるとあんな感じになるのでしょうか。
主人公の父親がろくでもない人間なものの、なぜか憎めません。むしろ好きだと思えるときさえあります。
幽霊などが見える少女・真宮桜は死神と人間の血が混じった貧乏死神・六道りんねと出会う。そしてりんねのの仕事である様々な霊の問題解決に巻き込まれるのであった。
「うる星やつら」「犬夜叉」で有名な高橋留美子先生の最新作。登場人物は、皆人間的にどこかしら欠陥があるけどなぜか憎めなくて愛着がわきます。会話が淡々としていて勢いがあるという感じではないのですが、ネタ自体が面白いので思わず笑ってしまいます。