｢カラダ探し｣のレビュー・感想

私、ホラーで血がドバーとか結構苦手なんですが、これはドはまりしました。
学校にまつわる「赤い人」の怪談。男女6人が、夜の学校で友人のバラバラにされたカラダを探し続けるんですが、カラダをすべて探さないと、永遠に11月9日は繰り返され、赤い人に殺され続けるという地獄みたいな物語です。
最初は怖すぎて、心もバッキバキに折れそうになるんですが、読み進めていくと怖さより没入感が圧勝して前のめりで欲してしまう…続巻早く!!!な作品です。

「私のカラダ探して・・・」って怖すぎます。特にそれを言ってくるときの姿、形、表情全てがコワイ。
夜読むと夢に出てきそうです（笑）この作品は深夜の学校でバラバラにされたカラダをそれぞれ集めるストーリー。ただ探すだけでなく、”赤い人”に見つかったらオワリ。翌朝、目覚めると前日に戻っていて、またカラダを探し続ける。。
ドキドキハラハラする部分はありながらも、”仲間”を意識することができる作品です！

「とにかく怖くて、心臓がバクバクするマンガが読みたいっ！」という方にピッタリなのがこの「カラダ探し」。まるでホラー映像を見ているかのような錯覚に陥り、「ページをめくりたいけど、めくるのが怖いぃ・・・」となること間違いなし！！
お風呂でこの作品のことを思い出すと、鏡を見たり、後ろを振り返ったりすることが本当にできなくなります。。。正直、僕は何度その恐怖に襲われたか分かりません(笑)夜の学校という最恐の場所で行われる「カラダ探し」とは一体何なのか・・・。この夏のイッキ読みしたいホラーマンガNo.1です！！

初めて『カラダ探し』を読んだあの日から、私の悪夢は始まりました。だってね、夢の中で赤い人（作中に出てくる幽霊）がずっと私を追い回してくるのですよ。
マジでふざけんなと思いましたよ。でもストーリーがこれまためちゃくちゃおもしろいから、読むのが止められないんですよ。
そんなお化け嫌いの私にここまでの中毒性を与えるホラーマンガは、おそらく後にも先にもこの『カラダ探し』だけだと思います。