｢三神先生の愛し方｣のレビュー・感想

なつめのことが大大大好きな幼馴染の三神先生の愛し方は尋常ではありません。そもそも高校の養護教諭になった理由が、いつもなつめと一緒にいたいからというのだから驚き。学校でも家でも、過保護のふりをして、とにかくなつめを愛でまくります。
さらに、次々登場するイケメン三神兄弟にも愛され、なつめのモテっぷりに嫉妬すら覚えるこの作品。一度でいいから、こんなハイスペックイケメンたちに奪い合われたい……！

主人公のなつめが幼い頃から兄のように慕ってきた三神先生。しかし彼にはひとつの問題が。それはなつめのことが好きすぎるあまり、彼女に対しての過保護ぶりが半端ないということ。
とはいえ、そんなふたりも様々な展開を経て、徐々に気持ちを通じ合わせていきます。
そしてなにより読者の心を鷲掴みにするのが、敬語でSっ気たっぷりの甘い言葉をかける三神先生の色気。そんな彼から愛されるなつめに、もはや羨ましさしか感じません。

お隣さんの三神先生の愛情表現が異常！ウザいくらいじゃないと物足りない！
三神先生、正直ウザいです。すぐ抱きつくし、やたら嫉妬深いし。けど、いざというときは助けてくれて、寂しいときには一緒にいてくれる。こんな理想的な人、いないのではないか…とすら思わせてくれます！
もはやこの人なしでは生きていけないんじゃないか！？とすっかり三神先生に洗脳されてしまう作品です。