｢ベルサイユのばら『フェアベル連載』｣のレビュー・感想

フランス革命前後のフランスで起きていたであろう人間ドラマが先生の手によって非常に美しい画風で描かれており見応え満点。
女なのに男として生きていなければならないオスカルの中性的な美と、マリーアントワネットなど実在の登場人物も沢山出てきて、フランス革命が楽しく学べて、学校の授業もやたらこのフランス革命の時だけ得意になったのを覚えています。
大変な時代にそうするしかなかった選択肢を登場人物達が選ぶ姿、現代だったら何不自由なく生きていられたのでは…などなど涙腺崩壊まちがいなし！

男装の麗人の代名詞といえば、オスカル様ではないでしょうか。
もはや説明不要の国民的人気を誇る男装麗人キャラクターであるオスカル様の魅力は、外見の美しさだけではありませんのよ。
誠実で努力家で真面目なところはもちろん、男として育てられていながらも心は誰よりも乙女であるという、内面の魅力も他のキャラクターの追随を許さないほど突出していますわ。