｢イシュタルの娘～小野於通伝～｣のレビュー・感想

大和和紀先生の漫画が好きで購入しました。絵が美しい！少し神秘的な主人公だけど読み進めていく内に一人の女性であることが感じられる。女性は強く生きたのだな、まだ途中ですが昔を知れる、読んでて考えさせられる作品です。幼少期のお通の成長物語といったとこでしょうか。

素晴らしい歴史の物語でした。

華やかな文人の世界と、武家や公家に生まれる生き様をひとりの女性の人生を通して学べ、一緒に生きたような気持ちにさせてくれた読み応えのあるお話でした。

実在するとしても、その人柄や小さなエピソードなど、我々が読んだ教科書では知り得なかった事柄が活き活きと描かれています。

これが歴史の教科書にあればもっと日本史に興味が持てた事だろうと思いました。

今まで日本に生まれたのに興味が持てなかった事が残念でしたが、これを読んで天皇家に流れる血にそのような歴史があったのかと初めて知ることばかり。
楽しく学べて素晴らしいお話でした、8年間もかけて描かれていたのですね。

作者様の努力の結晶ですね、素晴らしい作品をありがとうございました。

この時代のお話し好きです。戦国のお話しは武将か、武将の妻達がメインのお話しが多いので、違う角度から見るのも面白かったです。

ついつい読んでしまった…
アナトリアをかじった私、イシュタルにひかれただけだったのに。
ちょうど官兵衛やってたから思い出しながら～
でも、スマホでは情報量多すぎ。
つまり読みがいあるし、勉強になる。
ただ、読みづらい…
でも続き気になる～～～

歴史漫画好きにはもってこいです。
様々な神に護られた彼女の半生がとても気になります。

大和和紀先生、ファンなんです。

大抵の作品は読ませて頂きました。

「あさきゆめみし」がベストですが、他にも本当に沢山の素敵な作品があります。


で、「イシュタルの娘」ですが、こちらもとても素晴らしい内容で、とてもお薦めですよ。

於通も綺麗ですが、彼女を取り巻く人々の華麗な顔ぶれにもため息がもれてしまいそうです。
織田信長、公家出身の大物文人など、一介の武士の娘である於通には身に余るといえるほどの厚遇を受け、女性として、諸芸に磨きをかけてゆきます。

2巻からは受難の日々が待っていそうなのですが…とても気になっています！