｢羊の木｣のレビュー・感想

もし、あなたの住んでいる町に「凶悪事件の元犯罪者」が紛れ混んでいたら？
しかも、それが市長の策略で1人ではなく大量にいるとしたら…。
猟奇殺人犯、婦女暴行、ストーカー…そんな罪を犯した人と同じ町に住むなんて恐怖しかありません。
不穏な空気が流れるまま受け入れが始まった町。
この町の未来にあるのは、地獄か…それとも意外な結末なのか。
そして、怖いのはもしかしたら犯罪者だけではないのかも…。
冷や汗握るミステリー！

『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した吉田大八監督がメガホンを取り、演技派揃いのキャストが脇を固めた、映画の期待値MAXな本作。
とある港町で、過疎化対策として11名の刑期を終えた元凶悪犯罪者の移住を受け入れることになるのですが、まあ当然のことながら平穏だった街に影をさす事件が起きちゃうわけです。
映画の方では[6人の殺人犯]となるようですが、誰がどう切り取られるのか楽しみ過ぎる！