こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
新宿を歩いていて、キャバクラや風俗など、水商売のスカウトをされた経験がある方も多いと思います。多くの女性は水商売に興味がありませんから、スカウトを無視します。
スカウトって、何万回無視されても平気な精神を持っているように見えますが、誰しも最初はそうではないみたいです。
なんであんな無視されたり邪見に扱われたりする仕事をするの? その答えは、このマンガの中にあります。
大切なことはだいたい「りぼん」に教わった日崎あいり35歳読書のお時間ですスタッフ
街行く女性に声をかけ、キャバや風俗、AVに斡旋する“スカウト”と呼ばれるお仕事、舞台となる歌舞伎町では迷惑防止条例で禁止されていますが、本作はちょうど条例施行前のお話です。
歌舞伎町ってなんでもアリな無法地帯というイメージですが、想像の更に上をいくどす黒い闇社会と現実に存在しうる魑魅魍魎とも言える怖い人々がうごめいています。
本作だけで夜のお仕事の裏側、じゅうぶん見えるんじゃないかな。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
歌舞伎町は、スカウトだらけです。
スカウトと言っても、原宿竹下通りので行われているようなタレントのスカウトではありません。夜の街で行われているのは、キャバクラなどの水商売や風俗のスカウトです。本作の主人公は19才で、全財産100円というどん底の男。
この男がスカウトとして成り上がっていく姿が描かれています。世の中の汚い部分を見てみたい、という方におススメの一冊。刺激たっぷりです。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
今は条例で禁止され、表立って見かける事が少なくなった、いわゆる「キャッチ」と呼ばれる夜のお仕事を斡旋する集団のお話。AV・風俗・水商売×ヤクザ×お金みたいな…きな臭い方程式によって生み出される、今でも余裕でありそうなエピソードがナカナカえぐられるお話。こんな怖い世界でも、信念だけはまっすぐ持ってる主人公タツヒコと取り巻くオトコたちのドロドロも見所です!
1巻と最終感でなんだか世界が変わって見える、重いけど大好きなマンガです。