｢コスメの魔法｣のレビュー・感想

「こんなアドバイザーがいてくれたらいいのに！」と何度思ったことか。ドラマ化されたこともあるこちらの作品、「期限は二週間」でキレイにしてくれる美の女神のような美容スタッフが登場。やさしい言葉だけでなく、ときにはお客さまに対してビシッと言える姿がなんとも清々しい。彼女の手にかかれば、どれだけ外見コンプレックスの強い女性でもキレイになること間違いなし。実際にこんな美容スタッフが存在したら、私は死に物狂いで通います！

カリスマ美容部員が主人公のマンガ。毎回、訪れるお客様のコンプレックスをメイクでささっと魔法のように解決してしまいます。
主人公の毒舌とも思えるストレートな物言いが気持ちいい！ 社会人生活が長くなってくると、「ああ、化粧めんどくせえ、男うらやましいなあ、すっぴんでいれて」なんて思っちゃいがちですが、これを読むと、女子で良かった！
メイクって素敵！ とお化粧することが前向きに楽しめるようになります。

失恋をした次の日、新作のマスカラを買ってつけてみると、目がいつもの大きさの1.5倍になって、ウキウキした気分になったことがあります。コスメには、一瞬で自分を変えてくれて、幸せな気分にさせてくれる、まさに魔法のような効果があるんだと思います。
本作では、そういったコスメの魔法がふんだんに紹介されています。美意識向上に活を入れくれるような名言も盛りだくさんなので、最近美容さぼってるかもという方にお勧めです。