｢溺れる｣のレビュー・感想

全202ページ。
表題作のみです。
馳男は幼なじみの次郎のことが好きなんだけど次郎に彼女ができてしまう。
同じグループのハチはそんな馳夫に近づいて､､､。
途中切なくて、無自覚の次郎にムカついたけど最終的には収まるところに収まって良かったよ。
直接的な描写はないんだけど雰囲気がエロい。

読み進めていくうちにどんどん陰になっていくけど終わり良ければ…的な
最後はきちんと晴れて良かったって感じです。

友情と愛情(恋)の狭間で交わされる三角カンケイ。
絶対的な友情が不安定になる息苦しさとか、すっごい伝わってくる。

最後は
ちょっとだけ晴れやか、かな。

絵も話も一見さっぱりしてるし、読みやすいです。 けど、その内容をちょっと考えると……

判る人にはズーンと来る作品です。