マンガを訪ねて三万冊、読んだ書店員・平手35歳読書のお時間ですスタッフ
働く女性のふとした瞬間に訪れる孤独感や、漠然とした不安から恋愛にすがりたくなる気持ちなど、細かく描かれた「心情」は、共感必至。
おすすめは、「謝ること」が仕事以外でも条件反射で身についてしまった主人公に、「俺には謝らなくていい!」と優しく接する仕事仲間とのワンシーン。
働く女性の仕事と不器用な恋愛の行方は必見◎
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
こちらは広告代理店でCMを作る藤井ミナミ(27歳)が歳を重ねていく過程で、オンナとして、会社員として、プロとして、どう変化していくのかがとってもリアルに描かれているマンガ。
女性は「移ろいやすく繊細なんだけど、力強くもありしたたか」といった絶妙なバランスで生きてる心理描写がめちゃくちゃリアルで、20代、30代、40代……と女性が外でバリバリと働くって、どういうことなんだっけ?っていうのが痛い位に刺さってきます。
モチベーションも上げてくれて、読み手の年齢や状況で受け取るメッセージが変わる作品かな。最後の最後で決断したミナミの選択、私はこんなに強く居られないな……
舞台は広告代理店。華やかな気がするけれど、残業に徹夜、休日出勤と、なかなかのブラックぶりに疲弊していく主人公。
オンナというのは仕事がうまくいっているとき、恋は何故かうまくいかないし、仕事が大変なときこそ、誰かにすがりたくなったするもの。そんな複雑な女心を乗り越え、働いてこそ、オンナは一人前の女になっていくのかもしれない。そんな風に考えてしまう作品です。
マンガ好き主婦ライター・もちづき千代子45歳スペシャリスト
広告代理店で働くOL・藤井ミナミは、仕事に情熱をそそぎながらも恋愛には超不器用な28歳。
彼女を取り巻く人間関係を、仕事や恋愛を基軸に描いた作品です。ミナミは7年付き合った彼氏と別れた後、同じ会社のイケメン営業マン・荻原と付き合いつつ、同僚の石田に想いを寄せられつつ、最終的には仕事で知り合ったカメラマン・佐原と恋に落ちます。この紆余曲折が、結婚と仕事に揺れる女性のリアルな人生模様が垣間見えて、非常にリアル。
美しいサクセスストーリーではないからこそ、女性の心に染みる一冊となっています。
広告代理店で働く女子の生きざまを丁寧に描いた作品。
自分が代理店にいたこともあり、代理店あるあるも
楽しみながら読みました。
そして数年に一回
読み返しては、一筋縄ではいかない恋愛に
身もだえしたり、仕事にまい進する主人公の姿に
元気をもらったりしています。
おかざき真里先生が
描く女子もめちゃくちゃ可愛くて大好きです。
登場人物みんな、キュートな色気があって、はっとさせられるのです。
華やかで激務な広告業界で働くアラサー女性が主人公。
働き盛りと結婚適齢期の女性のジレンマをキレイ事ばかりじゃくリアルに描いています。
働く女性を癒す名言満載。
痛いところもリアルに描いてるからこそ、心に刺さります!
限界マンガオタク さしすせさそ37歳スペシャリスト
私が思うこのコミックの中の名言は「努力が認められるのは義務教育まで!」です。
大人になると頑張っている事だけでは無く、もちろん結果も求められるようになってきますよね。 頑張ることはもちろん重要なのですが、その頑張ることが結果につながるように、「正しく頑張る方法」も考えていかなくてはいけないな。と気づかされた作品です。