シリーズのレビュー

「ライジング!」のレビュー・感想

ライジング!
全15巻|完結
4.5
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公式レビュー

5年の恋愛を引きずるライター 花輪えみ
32歳スペシャリスト
厳しい芸能界の中でも、最も過酷と言われるのが「宝塚」。そんな宝塚を模した音楽学校時代から、舞台人となるまでを描いた物語です。
舞台の上で華やかに歌い踊る彼女たちの努力は、私たちの想像を絶するものがあります。中には、妬み嫉みを利用して仲間を貶める一面も。女たちの美しくも激しい戦いに注目です。
5年の恋愛を引きずるライター 花輪えみ
32歳スペシャリスト
アメリカ育ちでダンス好きの少女・祐紀が受験した宮苑音楽学校は、声楽や演技力も要求される歌劇学校。
挫折を味わいながらも成長し、何度でも自分の演技と向かい合う決意を固めていく姿に自然と涙が出てきます。

注目は、愛する高師の演出するデビュー作で成功を収めた祐紀が、その後の公演で実力が本物でないと気づく場面。
愛した男に「ひとりの女優」として利用され、捨てられたと感じた彼女の哀しみはいかばかりか
それでも演じたい、踊りたい、舞台に立ちたい……と願う、ひとりの女性の生き様に胸を奮わせずにはいられないはず。

みんなのレビュー

あみ@放浪中
4.0

SKD!!

読んだ人の殆どが宝塚を想像するでしょうが私は断然“SKD”(←地元なので毎日のように観てたし試験受けたくらい好きだった!落ちたけどw)を想像して読みましたよ!!w
6巻、圧巻のライラ登場から10巻くらいまでは何十回も繰り返し読みました。
私的にはその間が至高なので。
それ以外も面白いことは面白いです。
ただ、6巻以前は歌劇団らしいエピ満載なのでそれは個人的に楽しめたけど
レディアン以降は歌劇団ぽいエピが激減して普通の舞台俳優の話になって
歌劇団推しの私的にハマる最大の要素が1つ欠けたので
6巻から10巻くらいまでは何度も繰り返し読む、それ以外はたまに読み返すって感じかな。

あとやはり歌劇団好きには全編通して「167cmもあって娘役て…」という複雑な思いがつきまとうw
2022/06/02
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全15巻|完結