渋谷で働くマンガ好きOLちか31歳読書のお時間ですスタッフ
映画化で話題になった山岳マンガ『岳』の作者である石塚真一先生が描く、本格ジャズマンガ。ジャズに心を打たれた高校3年生の宮本大の成長を描くシンプルなストーリーなのですが、この主人公がとにかくすごい。。。雨の日も猛暑の日もどんな日もサックスを吹き続ける姿に心が震えます。努力をしない天才はいない。自分も頑張らねば!と勇気がもらえる大切なマンガです。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
サックスの美しい音とジャズのメロディが聞こえてきそうな、この躍動感!
絵でそれが伝わってくるってスゴいことですよね。
高校3年生でジャズの魅力に取り憑かれた主人公は、プロを目指すため毎晩毎晩練習を続けるアツイ男。
親友が遠く離れてしまうとわかった時も、別れの挨拶代わりにサックスを吹き鳴らす姿が泣けます。
大人になり、好きなことだけに打ち込む事が出来なくなってしまった今だからこそ読んでほしい!
マンガ系YouTuber maesaqu(マエサク)スペシャリスト
「お前の本気度ってそんなもん?」と作中から語りかけられる作品。音楽マンガということで音も聞こえてきますが、僕にはこの言葉が一番聞こえてきます。
本作は主人公が世界一のジャズプレーヤーを目指すために奮闘するお話ですが、とにかく自分の本気度を再確認させられます。主人公の圧倒的努力を見ていると、「何もしていない自分」に気付かされ、とにかく行動したくなります。
晴れていても、雨が降っていても、雪が降っていても、とにかくサックスを吹き続ける。言い訳なんかしない。
そんな主人公から多くの大切なことを学べる。「BLUE GIANT」は人生にとって必要な1冊です。ぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。
マンガを訪ねて三万冊、読んだ書店員・平手35歳読書のお時間ですスタッフ
人生で、これほど何かに熱中したことあったかな…?
高校からサックスを始めた主人公。目標は、世界一のジャズプレーヤー!!
「後からはじめたとか関係ない!!」と言わんばかりの、主人公の練習量と熱意が伝わってくる…!情熱を注ぎ続ける姿に胸が熱くなり、熱中することの素晴らしさを教えてくれるこの作品…間違いなく、何度も繰り返し読みたくなる一作です★
よしもと漫画研究部部長 ゲオルギー吉川36歳芸能人
ある日友達に誘われて見に行ったジャズライブでジャズにどハマりし、自分もプロのジャズミュージシャン目指してアルトサックスを始める高校生の宮本大。
夏も冬もどんな日だって必死に、とにかく必死に世界No.1ジャズプレイヤーを目指す自分を信じてアルトサックスを吹いて吹いて吹きまくる!
いま世の中で一番アツいマンガといっても過言じゃない!
そのアツさで読むだけで体温が2度は上がるのに、面白さにゾクゾクして鳥肌は立ちっぱなしの体の大矛盾!
静かでアツく、そして織り成す人間ドラマの前にただ涙するだけなのです!
ライブシーンなんて圧巻で、その凄まじさに不思議と耳の奥と皮膚がビリビリするんです!
初ライブで文句言ってきた酔っぱらいオヤジに、練習しまくって力を付けて再び演奏を聞かせてギャフンと言わせ上京を決めるシーンの良さったら最高ですよ!
読むと、頑張ろう、まだまだ自分にはやれることがある!と思わせてくれるマンガです。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
世界一のジャズプレイヤーになる!という野望をもった高校生の物語。
とにかく音楽に向き合う姿勢が真摯で情熱的で…それだけで心を打たれます。
来る日も来る日も川辺でサックスの練習を続ける主人公。その姿は迫力満点です。
親友に初めてジャズを聴かせるシーンでは、主人公のジャズに対する思いがびんびん伝わってきて、感動で泣いてしまいました。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
”世界一のジャズプレイヤー”を夢見る主人公がテナーサックスを独学覚え、毎日河川敷で練習を繰り返します。壁にぶち当たるものの、めげず、逃げない。音楽をかじった事がある人ならばわかる、高揚したり凹んだり、いろんな感情を掻き立てられる作品。
音楽マンガらしく紙面からまるで音が聞こえてきそうなのはもちろん魅力ですし、最高のストーリーでもあるんですが、違うなーと思ったのは主人公の感覚がすごく「普通」なところ。特に金銭感覚とかね。
なんか現実離れした人の夢が叶っても「ふーん」だけど、身近な人の夢が叶ったら、無条件で嬉しいし、応援にも力が入りますよね。そんな感覚も書き立てられる不思議な魅力を持った作品だと思います。