二次元にいきたい妄想女 神之れい40歳スペシャリスト
彼女が兵器だなんて、信じられない……。
空は飛ぶし身体から武器はでてくるし、なぜか世界は戦争をしているし。
なにがどうなっているのかさっぱりわからない世界ですが、そのぶん主人公カップルの日常と愛が際立っています。
かなり不器用なふたりのやり取りは、平和な日常なら甘酸っぱいものになったはず。
でも、生死がかかった世界となると、ひとつひとつが大切で愛しいやり取り。
読めば読むほどこのふたりの行く末が気になって仕方ありません。
生死がかかっているのに、どこかほんわかな気持ちにもさせてくれるのが、この作品の特徴だと思います。
人生を漫画で決めてきた女社長 トイアンナスペシャリスト
「最後まで読めば泣ける」そんな作品は無数にあるが……毎巻泣かされた作品はこれがダントツでした。
日本政府によっていきなり「兵器」にされてしまった彼女を愛してしまった主人公。
突如開戦する日本。こんな時代だからこそ、妙なリアルさをもって読めるでしょう。そして、目がパンパンになるほど泣けるはず。
マンガ大好き独女ライターしま子42歳読書のお時間ですスタッフ
どんくさくてノロマだったはずの彼女が、本当は戦争のための“最終兵器”だったら。
そんな切なすぎる設定から始まる本作は、かわいいちせがどんどん暴走し、壊れていくと同時に、限りある愛情がぶつかりあう涙腺爆発のラブストーリー。死ぬことがわかっているのに、好きで好きでたまらない相手がいる残酷さが、美しい絵柄とともに綴られる。キャッチコピーは「この星で一番最後のラブストーリー」ぜひティッシュを片手に読みましょう。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
これはいい話だとか、感動するだとか言う人もいますが、コレって絶望以外になにかありましたっけ?としか思えません。
とろくてすぐに転ぶようなおっとりした彼女と付き合っていたら、いつのまにか兵器になってて、戦争が激化するにつれて力が暴走して、肉体も精神も人間とはほど遠いものに…。世界も2人の関係も、そして彼女自身も…壊れてますよね。なんの救いもないし、絶対美しくなんかないし、絶望しかないと思わずにはいられない…
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
「付き合うっていったい、どうすりゃいいんだ」と頬を赤らめてつぶやく男子高校生。そんな甘酸っぱいオープニングからは考えられないような、壮大で重い結末が待っている。
青春のトキメキを味わっていたつもりが、いつのまにか、とんでもないものを読まされてる!って感じ。でもその巻き込まれ感が気持ちいい。
読みだしたらページをめくる手がとまらないこと請け合いです。