｢うえきの法則｣のレビュー・感想

「ゴミを木に変える能力」これが本作の主人公が持つ能力。
「なんだこの能力っwwwいくら主人公とは言え、こんなんで戦えるのか・・・？」と思っている方、安心してください。想像以上に戦えます。
要は使い方・使い所なんですね。
とにかくこの作品は、
①能力者テンコ盛り
②能力者による頭脳バトル目白押し
③通常能力以外の能力の存在
と、厨二心を「これでもかっ」というくらいくすぐってきます。
「能力者モノに目がないんです！」という方は読まなきゃ損です。
そして、物語終盤で明かされるこの能力に隠された「もう1つの能力」には誰もがビックリすることでしょう・・・！ ぜひ本編を読んで確認してみてください。

主人公の男子中学生は、自分がゴミと思ったもの（ただし手で覆えるサイズまで）を木に変えることができます。ずいぶんエコな超能力ですが、彼はこの超能力を使って他の超能力者とバトルをしなければならなくなりました。
ゴミを木に変える能力でどう戦うの！？　と疑問に思ったものの、彼はその能力を応用してうまくバトルをこなしていくのでびっくりです。また、彼を全力でサポートする非能力者の女子中学生もかわいい。必死で彼を守ろうとする姿がたまりません。