｢７ＳＥＥＤＳ｣のレビュー・感想

これは私の中でバイブル級。

好きなのは花だけど、共感出来るのはナツ。
花を見てると元気になリます。

あの状況でナツが嵐に惚れるのは仕方がないかと。

最後の方でナツはあゆに「そんなにキレイで強いのに」「それでそのいじめっ子どうしたんですか」と聞いてるから、ナツも変わったな、と思います。
以前のナツだったら絶対聞けないと思います。

安吾があぁなったのは確かに先生方のせいだけど、苛々したらあんな事をしろとは教えてないはず。
な
のであれは完全に安吾の責任。
夏のBとは上手くやっていけてるし、自分のした事も分かったので、そこはよかったな、と思います。

ただちさの言う様に、花は許す必要はないと思います。

花みたいになりたいわ。

過去が中々辛い人たちがいた。
シリアスで読むのが途中辛くなったが、前向きな登場人物たちに救われる。ナツが一番成長した？安居がなんだか可哀想ではあるが、凌にはまつりがいるから万事休す

初見では取っつきにくい絵も、のめり込んでいくうちに良くなっていく。
長編は概ね近未来のような設定ではあるものの世界観は想像に難くなく、人生勉強になるシーンも少なくない。
漫画好きではなくとも読んでおきたい推し上位です。

めちゃくちゃ面白かったです！大人買いしてよかった。

ただ、安居が不憫すぎて…(T_T)確実に彼の自業自得だし、花の反応も、花の周囲の反応も十分理解できます。だから安居を庇う気持ちなど本来微塵もないはずなのですが、彼の生い立ちや壮絶な環境を思うと…
でも同じ環境にいた他の6人は安居と同じことはしてないので、やはり安居の罪なんですよね。(涼は感情的な行為ではないという意味ではやはり安居とは異なる)
「立ち直る」とは少し違うのかもしれませんが、贖罪の思いを胸にいだいて世界へ旅立つ安居の無事を願ってやみませんでした。

某サイトのレビューを見たら花ちゃんがボロクソ言われててびっくりしました。私にとっては軸となるのが花＆嵐のカップルで、ナッちゃんは語り部に近い役割だと思っていたので、あまりの花への罵詈雑言に辟易。
安居を許すことが出来ない花を責める人たちは、安居に感情移入しているだけの話。安吾と同じ境遇の加害者なら可哀想って自分が同じ目にあっても受け入れちゃうの？家族、親しい友人が同じ目にあっても可哀想だから許してやれって？人間の心ってそんな単純に割り切れるものでしょうかね…
私は花の反応にリアリティを感じましたし（そもそも普通は怖くて顔も見られないだろうによく話したと思う）安居を許せない花を批判する人たちの考え方を見て、これだからセカンドレイプがなくならないんだろうなと痛感しました。

他の人のレビューからも色々と考えさせられる作品でした。

そして外伝まで読んで欲しい。
途中でしんどくなって、離脱したくなったり、
こいつだけは許せんとか、嫌いだわ～～とか、色んな気持ちになると思うけど、どうか全巻読んでみて欲しい！様々な角度から見ることが出来るので、人それぞれに読了の感想があるはず。初めに抱いた印象から変わって好きになるキャラもたくさん居ると思うよ！

ちょ～面白い！
終わっちゃうのが寂しいです。
続編求む！！！！！！！！！

面白くて読んでいると時間も忘れてこの世界に居る気持ちで読んでしまいました。
物語の想定や人間関係など複雑かつ大胆で、時には気持ち悪くて、色々な要素に引きつけられます。

田村先生の作品はすべて大好きです。田村作品ではBASARAに並ぶ傑作です。
文明が滅びた世界でどう生きてゆくかどんなスキルや知識が必要かすごく考えさせられる作品でした。終始先が気になるハラハラ感が続きました。キャラクターたちの心の変化や成長にも注目です。
最近アニメを観ましたが、原作の良さが全く生きていなくて残念でした。

はらはら、ドキドキで、切なくて、元気ももらう。ほんとに、壮大な爽快な話です。読み始めたら止まらないから、すごい危険！でもやめたくない！！

ものすっっごく読み応えがあり、おもしろかったです！サバイバルで、ドキドキがとまりません！絵は綺麗でした！どうか最後はハッピーエンドで！！！！

登場人物が増えて、誰が誰だかわからなくなりそうになりますが、テンポよく話進んでどんどん読めます。

かなりサバイバル感が強い。
ゴタゴタした恋愛じゃなく、時々チラッと見える程度なのが良い。
続きがものすごく気になる。

一人じゃなく複数の立場から状況を見られるので、より面白い。
絵にも迫力がある。

BASARA好きだったので読んでみたけど、これも面白い。
先の予想がつかなくてすごく気になる。

外伝だけど、まだまだ続きがきになる。
ハッピーエンド予想を感じさせる終わりだけど、それまでの海外編も読みたくなりました。
もしかしたら、前作のように外伝も何冊も出るのかな？

最終巻も最後まで一気に読んでしまいました。
最終回後の外伝も出ているので回収しきれなかった伏線はそこでわかるかんじかな。
長編だけあって、読後の満足感達成感は抜群です！

話の展開がいよいよクライマックスへと進んでいきそうな感じですね。
私的には流星とくるみがみんなの力をかりながら、それでも現場には二人しかいないという状況での出産シーンがとにかく泣けました‼こんなにも命って強いんだ‼そんな気持ちが溢れる巻でした!!

この巻は主にあらまきさんがやっと前を向いて進み始めることが出来た、そんな巻だと感じました。強く生きるみんながとても力強く描かれており好感がもてます。
そして、嵐と花が再会する日も近いと思うので次の巻も早く読み進めたいです。

まだまだ続くと思っていたら、まさかの最終巻でした。
というか、続いて欲しかったかも。
どの巻もかならず感動できる場面があり、もちろん35巻でも涙しました。
そして、早く次の巻が見たいと思えるマンガでした。
新・7SEEDSがもしも出るなら絶対に買います！

田村由美さんの漫画は、本当に面白いです。少女漫画の域を超えている。
BASARAからのファンですが、本当に面白い！