｢カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義｣のレビュー・感想

スカッと出来て経済もスポットで学べて文句なし！ギャグ路線とシリアス路線の書き分けもスマート。
比較的身近な問題(マルチ勧誘、名義貸し等など)から法人数十社買取って小狡い官僚達に目に物見せるダイナミックな展開まで､魅せる魅せる。
『ワンナウツ』、『ライアーゲーム』を想起させつつ更に洗練された作品。甲斐谷先生
流石です。

話はほぼクロサギだけど、教授のキャラがとぼけた感じなのに成敗するところが痛快。紙のコミックスも持って、読み返したくなる作品。

主人公でが詐欺師を騙し返すための作戦が痛快。「クロサギ」+「富豪刑事」のようなスケールの大きい作戦が格好良い。

経済学の考え方を新たな面から学べてとても面白いです。
刺激的でためになります。

なんといってもセレブだし。詐欺師などが大きければ大きいほど面白くなりそうですね。

カモるにismをつけてカモリズムかぁ。加茂教授の論理なのでカモイズムでしょうと思いながら読んでました。
変人だけどかっこいい

経済学は人の学問という言葉が衝撃的でした。
鴨が背負って来るネギに毒が入っていたらどうなるのか

学校じゃ教えてくれない世の中のしくみ。搾取って巧妙に仕組まれてるんだなと実感。学校の副教材にしたいくらい！

絵もすっきりして見やすく、中身も勉強になり楽しめます。

もっと評価されて良い作品だと思います。経済学の教材としても通用するレベルだと思います。

最高に面白いです！！　こういう考え方もあるのかと勉強になりました。

全く経済学に興味がありませんでしたが、これは面白い！！　作者の着眼点に脱帽です！！

経済学の話だけど、全然知らなくても読める。しかも身近な話だからわかりやすい。情報弱者（よく読まない調べない相談しないで即決する人）がカモられやすいのかな。被害者にならないと同時に、加害者にならないことも大切だと思う。闇バイトで知らず犯罪者になることもあるし。

２巻。私はコロナ前に東京駅でソレっぽい２人組に遭遇したことある。10代後半～20代前半くらいの女子２人。道を聞かれ答えると、やけに親しげに立ち話をされ、飲み会に誘われ、LINEを交換した。一度挨拶文が届いたが、当たり障りない返事したら終了した。この漫画を読んで、あれがそうだったのかなと思った。

教授のイカれっぷり（いい意味）が見てて気持ちいい。コロナ禍で起きていた問題も扱っているが非常に勉強になるし、次巻が本当に楽しみ！