｢来世の君にくちづけを【単行本版（特典付き）】｣のレビュー・感想

作者買いですが、呆気ない感じ。
前世と現世のストーリーに共感できる所がなくて、もう少し深掘りしてくれないと、意味がよくわからず淡々と読むのみとなってしまいました。

作者買いですが、この作品はまあまあかな。そう思いつつも、小冊子買ってしまいましたが。

時期国王ルークと平民ミカの身分差の恋、
無実の容疑でミカ処刑、
前世の記憶を持って生まれ変わって再会！
大好きな要素しかない！

青い薔薇の使い方はよかったけど
他に大きなヤマバとか何かあればもっとよかったし
心情ももっと描いて欲しかったから
1巻完結じゃなく もう少し長編で読みたかった、

なんだろうなー、中途半端なんだよね。
そこに愛があるにもかかわらずミカちゃんが処刑されるまでに何にもせずドアを叩くだけで、
生まれ変わったらまた会えるって思うのも不思議だし、
だいたい調べもしないであっという間に処刑ってルークは王になるんじゃないの？
それって傀儡？ってレベルだし、都合的にそういう設定です感がありありで残念すぎる。
ミカちゃんが死んであの貴族に何の得があるの？無い因縁つけて戦争するためなら
ルークは愚王としか言えないよねー。と、ミカちゃんが不憫すぎてひどかった。