｢王子様なんて、こっちから願い下げですわ！～追放された元悪役令嬢、魔法の力で見返します～【単行本】｣のレビュー・感想

上の状況だったので期待せずに読んだのですが、意外にも面白く引き込まれてしまいました。
絵はあまり褒められませんが内容はなかなかのものでした☆
☆〜（ゝ。∂）

なんかチグハグな感じです。
あとから「ああだった」「こうだった」と次々エピソードが出てくるので、何が重要なのか分かりにくいです。

最初は男性陣が魅了されて婚約破棄された、という始まりだったのに、あとから実は決闘が度々あって何人もが命を落とした、とか。
その方がよっぽど婚約破棄より衝撃的だと思うんだけど。

そもそもヒロインは何に傷ついているのか。
隣国の王太子（急に幼馴染も設定出てくる）に冷たい態度にされたこと？
追放されたこと？
父親が死んでも何とも思ってないってのも、結構冷たい人。

ん……。………………

魔女、追放、婚約破棄と定番満載だけど、話の流れは無理なく面白かった

タイトルよりも重めの内容で
話が進んでいる印象です。

ただ、細かな設定が
ちょいちょい気になり
没入しきれませんでした。

精霊のグリフォンが無敵すぎるところ
主人公の魔法の力がどれくらい強いものなのかいまいちわからない

主人公の父が国に戻っても全然出てこない
主人公達が国に乗り込んで
わりと大騒ぎしてるのに、
いつまでも王族たちにきづかれない

でも、ここまできたら最後まで読みます。