アラサー負け美女ぱるぱる41歳読書のお時間ですスタッフ
私立聖(ひじり)学園高校に通う冴島翠は、とっても明るくて元気な女の子。
生徒会副会長となった翠は、リーゼントヘアの生徒会長・須藤晃と急接近。お似合いのカップルになれたはずなのに、晃にはほかに好きな人がいるみたい?好きだからこそ、晃を応援したい翠と、自分に嘘はつけない晃。
まっすぐ過ぎるふたりは、果たして本当に結ばれるのでしょうか?麻宮裕子・瀧川秀一・河野文太ら、個性あふれる生徒会役員の恋のゆくえも気になります?
読書のお時間ですの中の人 tomoko36歳読書のお時間ですスタッフ
矢沢あい先生の名作「天ない」。
何が良いって、クラスの人気者・主人公の冴島 翠が自分の気持ちにとにかく真っ直ぐで、目が離せなくなるところ。翠は好きな人だけじゃなく、周りの友達にも全力直球で、最初から最後まで応援したくなるヒロインです。
そして翠と同じく生徒会の、須藤 晃の翠に対する、胸がキューッとなるキュン台詞が各所に登場しまくるところ(T_T)
心にぐっとくる名言がたくさん出てくる名作です。
矢沢あい先生を通っていない女子が同世代にいるとは思えないのですが、
「Paradise Kiss」「NANA」などは記憶に新しくても、「天使なんかじゃない」は、はるか昔に読んだまま、「良かった」というぼやっとした記憶しかない人も多いのではないでしょうか。
改めて読むと最高ですよ!
ピュアって言葉を忘れた女子こそ、まとめ読みしてほしい。
私がちょっと悪っぽい男の人を好きなのは多感な時期にこのマンガを読んだからだと思っています。
恋したい気持ちをマンガで満たす人妻・彩香35歳スペシャリスト
1991年に、りぼんマスコットコミックで連載が始まった『天使なんかじゃない』。主人公の翠や晃、その周りの生徒会メンバーやクラスメイトを取り巻く心温まるストーリー。
連載開始当初からもう25年以上経っていますが、翠のまっすぐな恋心と、晃の男らしさは決して色褪せることはありません。
翠が晃に恋したきっかけは、ある雨の降る帰り道。直感的に感じたトキメキを、信じてやまない翠には尊敬すべき部分がきっとたくさん見つかるはずです。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
生徒会を舞台に、恋模様を描いた90年代の不朽の名作!りぼん世代なら、死ぬほどキュンキュンさせられた方も多いと思います。人気者の翠とリーゼントで強面の晃、見た目はともかくお似合いのカップルになれたはずなのに、晃には他に…。好きだからこそ晃を応援したい気持ちと裏腹に翠の心が壊れてしまいそうで…胸が張り裂けそうになります。こんなまっすぐな思いが素直にいいなって思ってしまう不思議な作品。
ちなみに私はまみりんがツボです。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
『天使なんかじゃない』は学園恋愛モノの金字塔とも言えるマンガです。
今読むと時代を感じる描写もたくさんあります。
まず、主人公ミドリの想い人アキラの髪型はなんとリーゼント。いまどきそんな高校生いないでしょう。ですが、今見てもアキラってめっちゃかっこいいんですよね。あり得ない髪型をしているにも関わらず、かっこよくてトキメける男子を描くなんて、さすがです、矢沢あい先生!
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員41歳読書のお時間ですスタッフ
男らしさに惹かれる女性は多いんじゃないでしょうか。なんと言っても主人公カップルの須藤晃×冴島翠のお二人です。
たとえ恋がつらい状況にあっても、二人は前向きな気持ちを失わない。このマンガを読んで自分もがんばらなくちゃと勇気をもらったことを称えての選出です。
20年以上経った今でも、多くのファンから愛される『天使なんかじゃない』は恋愛バイブルとして娘にそっと渡したい一冊です。