｢ダーウィン事変｣のレビュー・感想

表紙でどういう作品なんだと予想もつきませんでしたが、価値観が洗われたような読後感でした。

表紙から興味を持ち手に取りました。
この作品を通して固定観念、狭まった価値観が少し広まったように感じます。
新たな世界が見えたようで不思議な感覚を得られる漫画でした。

頭も運動神経も性格も良いチャーリー。すでに人間を超えてる感じがする。人間の愚かさ等を逆に見ることができて興味深い。

恐怖をもおぼえる序章。我らと同じ動物でありながら、ヒューマンジーとして生まれたチャーリーは、ヒトと同様に育てられる。学校や人間社会のルールを植え付けられていく。彼は人間からすれば冷酷な面を持つ、しかしそれは至極シンプルで生き物としての本質的な部分を見て生きている。
先の見えないストーリーで、その過程からは人間の愚かさが浮き彫りになっている。
ああ、なんて愚かな！人間はやはり生かされている裸の王様ではないか。

「ヒューマンジー」チャーリーがかわいいが考え方の基準が人間重視でなくて、生き物平等なフラットな考え方でたしかにな。と思うことがいっぱい。
ぜひ

考え方を変えると、そうだなと思う所があり、
世界観が少しだけ変えられる、とても良い作品です

チンパンジーと人間のハーフの子どもが主人公です。高校生で普通に学校に通うチャーリー。チンパンジーで服を着てます。ただ真理をつく発言をします。　　グってきます（たまにゾクゾクもある）

チャーリーの思う「普通」とは、人から見たら普通ではないのかもしれないと、色々な価値観を改めて考えさせられる作品です。

漫画大賞を受賞した作品だと聞いて読んでみました。生き様を考えさせられる作品です

本当にチンパンジーと人間の子が生まれたら怖いですが、存在するならこんな感じにと思います。人とは違う感性の所が面白い。

チンパンジーの人間の子供が主人公の話。
チャーリーは感情の起伏がなく淡々としてるけれど、実はやさしくて友達思い。
チャーリーは本当は存在してはいけない生物、
どうハッピエンドに終われるか楽しみ

もしかしたら有り得そうな未来。
ヒトと異種のハーフと言う、これまでもたくさん書かれてきた作品の中でも、周りの人のリアリティと可能性の描写が一番緻密だと思います！

色々考えさせられる内容ですが、人間とチンパンジーの間の子と言う考えたことがないような設定でとても続きが気になります。
ヴィーガンについてよく知らなかった自分に気が付きました。

続きが気になって一気読みしてしまいました。
序盤からなかなか悲しい展開です。
先が気になる。

広告で見てたからすごく内容気になってた。思ってたよりもヘビーな内容で、今後も気になる。

チャーリーのビジュアルがちょっと怖くてしばらく食わず嫌いでしたがだいぶ慣れてきました。

ちょっと怖いような内容で身構えましたが、SFみたいで面白かったです。

ヴィーガンの出し方と共に、思想に重きを置かれる世界の描き方もうまい、続きが気になるスピード感も上手

猿の惑星や12モンキーズを彷彿とさせる設定ながら、どうにも主役の人間×猿のチャーリーにイマイチ感情移入出来ず。キャラものというより社会学的な観点で客観的に読める人には向いているかもしれません。

1冊無料で読んでみたらすっかりこのお話にひきこまれました。