｢学園アリス｣のレビュー・感想

昔、テレビアニメを見たのがきっかけでこのマンガを知りました！主人公の明るいキャラクターがとにかく好きで、その周りのキャラもほっこりするキャラばかりなので、とても大好きな作品です！

はじめはライトな学園ＳＦモノ？なんて思ってた自分を恥じたいです。
この壮大な物語の結末というか、蛍の自らを犠牲にした献身的な自己犠牲の精神に涙が止まりませんでした。いくらアリス＝才能のある選ばれしものとはいえ小学生でこの判断きつすぎる(´；ω；`)

ただ個人的にラストがちょっと詰め込みすぎッていうか？みかんのアリスも蛍の生末も棗との関係もすべて半端に終了しちゃった感じがしました。番外編というかスピンオフてきなのでないかな？？やっぱり蜜柑と蛍はセットでいてほしいですね。

面白いのですが、私はラストがあまり納得できず、もやもやが残りました。
私は普通に蜜柑が棗を助けて、でも記憶がなくなるというのが自然な流れのように思えました。
途中経過は素晴らしく、感動したのですが、最後まで少女漫画らしくきれいにまとめて欲しかったです。

長い辛い出来事がやっとこの最終巻で解放されます。
ここ(30巻)までの事が小学生達(高校生の先輩達までも含む)に耐えられるのか?!と思わせられる程の多くの出来事がありますが、主人公は持ち前の明るさを失うことなく周囲の人達に沢山の事を教わりながら徐々に成長してゆきます。
親友、級友、先輩、そして大人達に支えられて信頼関係を築いて前に進んでいけるかという、人間にとって一番大事な、根本的な事を学んでいける話だと思います。
平気で言葉や暴力で人を傷つけていられる最悪な現代だからこそ、子供から、そして子供を育てる親・祖父母世代まで読んでほしいです。

そして数多ある無料掲載サイトでは公開されていないラストが掲載されています(販売コミックスなんだから当然なんですが)。
最後のページまで涙無しでは読めない最高の作品です。
最高な結果が待っているのか、最悪な結果が待っているのかは、どうぞ購入して確かめてください。
そしてこの本全巻を宝物にしてください。

余談ですが、古くから活躍されておられるベテラン漫画家さん方の作品も所持し愛しておりますが、はん濫と表現するほど作品が巷に溢れかえっている漫画世界で、その中でもTOP10に入れてもおかしくない程の良い作品でした。

樋口先生、本当にありがとうございました。

学園モノ(小学高学年がメイン)なので手を止めてしまう方もいるかもしれませんが、ストーリーはそんなのを超越してる大作です。
もう初回から既にラストまでを練りに練ってある作品なので一度読んだら結末をわかっていても繰り返し読みふけってしまいます。
伏線回収をする度に涙が出る作品なんてそうないです。
登場人物はみんな個性豊かなメンバーばかりなのでそれも楽しみの一つです。
後半は涙無しには読めない展開ですが、主人公が明るい性格なのでもちろん楽しい流れはちゃんとあります。
そこは白泉社なのでお墨付きです。
未読の方にこそ手に取ってもらいたい作品。
流し読みでもいいので是非一度読んでみ下さい！
絶対購入したくなる良作です！

はじめは主人公が小学生だし、アリス？なにそれ？って感じで読み始めたのですが面白くてあっという間に読んでしまいました。世界観がすごいですね、よくこんなこと思いつくな～って感心しきりです。蜜柑ちゃん、アホの子だけど（笑）一生懸命でかわいいですね。絶対クラスにいてほしい、こんな子

ベタ主人公設定のポジティブおばか「蜜柑」が親友の蛍を探して、アリス学園に侵入。
この学園には、アリスという特殊能力をもつ子供が集っているのですが、蜜柑もなんとアリスを持っていて、そこに通わ（監禁）され、学園ライフを歩むというマンガ。
それぞれ違ったアリスにワクワクしますし、結構シリアスなのもツボ。
というか、何より、恋愛要素が最高なんですわ。棗（ナツメ）が最高すぎて、棗のためだけに買うのでも価値あるマンガなんですわ。
この名作読まないなんて、乙女とイケメンの風上にも置けません！！！！！！！

どの登場人物も可愛いくてかっこよくて、皆応援したくなる！(小等部校長以外)
ギャグセンスも最高だし、大人になってからもまた読みたくなる名作。棗と蜜柑の子どもならではの恋愛にグッとくる!!

昔やってたアニメを思い出して
試しに読んだら懐かしくてそのまま最後まで読んでしまうほど
ストーリーがしっかりしてて読むのが楽しくなり
最後はほとんど感動しっぱなしで涙が止まらなくなるほどいいお話でした。

リアルタイムの時は興味なかったのですが、今読んでみるとこんな感動作だったのかと衝撃を受けました。
涙なくして読めませんね。
恋愛、友情、家族愛全て詰まっていてとても素晴らしい物語でした！